数の子とお正月の風景・・・

おせちと言えば数の子・・・

あのプチプチとした食感が好きですが

たまにあのプチプチを前歯でつぶしてみたい衝動に駆られて

イラッと来た記憶もある数の子です。

もうすぐお正月。

今回 市野さんの輪花のお皿と

奥田章さんの小鉢に数の子をのせてみました。


数の子は鰊の卵ですが

昔は鰊の事を「かど」と呼んでいて

「かどのこ」がなまって「かずのこ」と言われるようになったのだとか・・・

卵の数の多さから子孫繁栄をイメージされて、おせちには定番のかずのこですが、

最近は塩抜きの面倒さもあってか、数の子をお正月に食べない人も増えているのだとか。


(若いころ、数の子を塩抜きしなくてはいけないと知らずに買ってきて

そのままお重につけてえらい目にあったことがある私。)


おせち自体を食べない家庭もあるそうでちょっとさみしい気もします。


我が家では、

子供たちにとっては 

12月31日からお正月の三が日は遅くまで起きていてもいい日。

紅白歌合戦を最後まで見られる日。

家族そろって 朝と昼はおせち料理、夕飯はお鍋かすき焼き。と決まったパターン。

もちろん成長した子供らは普段の日も遅くまで起きてるようになったけど、

お正月の風景としておせち料理はなくてはならないものに 

なってくれてるはず・・・(できればそうであってほしいと毎年頑張って作る母の願望)


いろんなことがスピーディ~に、便利になっていくけど、

それは、働く母にとってはいろいろ助かることも多いのだけど

昔からの 

ちょっと不便で面倒なことが

次々になくなっていくのもさみしいなぁと思う今日この頃。


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