飯くらわんか~!酒くらわんかぁ~!
今年から日和でご紹介を始めた波佐見焼。
その波佐見焼の歴史の中でも欠かせないものの一つが「くらわんか碗」。
大阪に住む日和にとってはいつの頃からか ずいぶん前から聞き覚えのある言葉で
「くらわんか!」てなんなん???と何となく気になってました。
くらわんか碗とは、ウィキペディアによると 江戸時代に生産された、簡単な草花文などの絵付を施した磁器。だそうですが
要するに大阪淀川を往来する商人達が舟の上で食事をするときに用いていた器です。
江戸時代に「飯くらわんか~、酒くらわんか~・・・」と食べ物を そういったおわんに
入れて売っていたそうでその掛け声が由来のようです。
くらわんか~とは結構荒っぽい言い方ですが、「食べへんか~」「飲めへんか~」っていう
感じの意味です・・・
だからくらわんか碗は、舟の上でも安定しやすいように高台が広めで重心が低く作られて
いるんですね。
厚手で安定感があって日用雑器としてはとても扱いやすく、波佐見はもちろん、
砥部焼などにも素敵なものがあります。
ご飯のほかにも、小鉢としておかずを盛ったり、デザートを入れてみたり、アイスクリームを入れたりしてもかわいらしいですよね。
和食のみならず、洋食にもお似合い。
色々とお楽しみください。
0コメント